🎼Back Ground Music 》》》
「…着いたな」「ええ。本当に長かったわ〜…霧矢さん。エスコートご苦労様でした!」(ぺこり!)
二人は楽国駅に着いて喜んでいた。武装執行者の方は駅のホームに入ってくることなく、次の特定死者を捕まえる体勢に入っている。しばらくするとそこに聞き覚えのある声がしたのでその方を振り向く。
「はいは〜い♪おめでとうございま〜す♪お二人共ごとうちゃ〜く!」
「…オロア。…駅長のつもりか?」「オロア!ってその格好何のつもりよ〜?」
そこにはミニスカ姿の駅員の格好をしたオロアが立ちすくんでいた。そして、オロアは二人に切符のようなものを渡した。
「これどうぞ〜♪」
「これは…切符か?」「…乗車券っていうことなのね〜!」
「それは【paradiso】行きのチケットですよ〜♪無くさないように気をつけてくださいね〜♪」
「…わかった」「一日駅長ご苦労!!」
「はい!TPO【時(time)、所(place)、場合(occasion)】に合った服ですので〜!」
「……ご苦労さん」「え〜と何番線…おっ!?書いてる!!」
豹策と優花はチケットに書かれていた番号を確認する。すると豹策は四番線のフロア2、優花は七番線のフロア4と書かれていた。お互い確認しあい、少し名残惜しく挨拶した。
「…別々のようだな」「…そうね。…でも【Paradiso】に行けば…いつかは会えますよ!!…きっと!」
「ああ。じゃあ優花。…気をつけてな」
豹策はそういうと自分の乗る電車へと足を運んだ。その様子を優花は少し名残惜しそうに見送っていた。
「霧矢さん。…どうか無事で!…また必ず会いましょう!」(ニッ!)
「…そうだな。…必ず!」
フリフリ!
二人は再会を祈るように別れの挨拶を済ませ、お互い別の電車へと乗車していく。
キィイイ…バタン!!…
「…あの世とはいえ…見た目は現世の電車と大差はないか…」
ジリリリ〜ン♪
「…ベルか…」
列車内からベルが鳴り響き、豹策は身体を起こす。するとアナウンスからオロアの声がした。
「どうも皆様ご機嫌様〜♪今回は、あなたたちの試練を乗り越え、執行者からの追跡に見事逃れ、この列車に乗っていただき誠にありがとうございま〜す♪まもなくワンマン【paradiso】行きの列車が発車しま〜す♪この列車は途中下車することなくそのまま目的地まで行きますので昼寝なり好きに過ごしていただいても構いませ〜ん!た・だ・し途中購買の人が訪ねてきますので必ず出る様にしてくださいね〜!では今回汽車長を務める私導き人のオロア、ただいま発車しま〜す♪」
「…!?汽車長はオロア…運転は大丈夫なのか?」
プシューッ!!ガタン!!
「!!…揺れている…オロア…くれぐれも事故だけはするなよ…」
電車は揺られながらも発車した。その景色は未だ雲の景色が続いている。
ガタンゴトン!
「…購買の従業員もいるのか…」
ピンポンパンポ〜ン♩
豹策は外の景色を眺めていると、またもやオロアのアナウンスが聞こえてきた。
「本日は、【paradiso】行きの列車にご乗車いただき、誠にありがとうございま〜す♪この列車の汽車長は私導き人のオロアが責任持って努めさせていただきま〜す♪」
「…さっきいっただろ…」
ゴオオオオッ!!
「!?…トンネルか…しかし何故だ?」
トンネルに入る電車。豹策は不思議に思った。何故雲の世界にトンネルなんかあるのかと。死後の世界独特のご都合主義といえばいいのか少しの間混乱していた。いろいろ疲れがあってか、少し仮眠を取ることにした。
「zzz」
コンコン!
「…?」
仮眠を取っていた豹策は、誰かの音がしたので起き上がった。するとドアから声がした。
「あの〜すみません!購買のもので〜す!開けてくださ〜い!」
「……」
ガチャ…
「…!?」
購買担当の駅員の姿を見て豹策は驚いた。購買担当の駅員は笑みを浮かべながら挨拶した。
「やっほ〜♪」
「…オロアか。…運転は大丈夫なのか?」
「安心してください!現在自動運転になっていますので持ち場を離れてても大丈夫で〜す♪まあもしもの時は分身飛ばしま〜す!」
(!?…オロア…分身することができるのか…)
「そうですね〜♪」
「……人の心の中読むのは悪趣味だオロア。」
すると、オロアは豹策の注意を遮っては話を続ける。
「ふっふ〜ん♪…ではでは〜…そろそろ本題に入りましょう!」(ぺこり!)
「…そうだな、何を売っているんだ?購買なんだろ?」
するとオロアは笑みを浮かべつつ、豹策にこう伝えた。
「ふっふ〜ん!…実は売るためにきたのではありませんよ!」
「…?じゃあ何しに来た?」
「これをお渡しに来ました!」
オロアは豹策に何かを手渡した。すると四角のダンボールに詰められて梱包されており、豹策は小包であることを理解した。
「…小包か?…開けてもいいのか?」
「どうぞ〜♪」
「…!?…これは…!?」
豹策は小包の中に入っていたものを確認する。そこには高校時代の天野と豹策とのツーショット写真に手作りのお守り、槇原兄妹の写真に、豹策の愛用していたループタイに香水、そして天野が勧めてくれた俳優のCDが入っていた。
「…そうか…これは現世からの餞別か…」
「そうです♪あなたの入っていた棺の中のものです〜!見事試練を乗り越えた贈り物として受け取ってください!!」
「…わかった…」
豹策は、遺品を大事そうに見つめていた。するとオロアは本題として一枚の封筒を渡した。
「これどうぞ!!」
「…何だ?…DVDか?」
「その通りで〜す♪…これはあなたの現世で関わりのある人からのメッセージが込められていますよ〜♪そこに再生機がありますのでご自由にご覧ください!」
「…わかった。」
「それではごゆっくり〜♪」
スタッスタッ!
「…何が写っているんだ…?」
豹策はDVDを再生した。するとそこにはオロアの言うとおり、DVDには現世の事の内容が収録されていたビデオレターであった。
🎼Back Ground Music 》》》
ザザーーーッ…
『…豹…もう君に会うのは何年振りかな…』
「…!?…天野…!!」
そこに写っていたのは、豹策の高校時代からの親友でもあった天野であった。そして驚いたのは豹策の実家を訪れては仏壇で手を合わせていた場面であった。
「…そうか。…わざわざ実家まで来てくれていたのか…天野…!?…母さん…」
『天野ちゃん!…ごめんなさいね。…でも、見ない間に本当に立派になったわね〜!…あの事件の事もあったけど…あれから本当に努力したのね〜!』
『…はい。豹のお母さん!…あれから私も頑張って社会福祉士を習得して、今は生活相談員として勤務しております!…いつまでも彼には心配をかけたくありませんでしたし…でも…うぅ…』
「…!!…これは映像だ。…目の前に天野がいるわけでもない…それなのに…」(ポタポタ…)
豹策の目からは涙が流れていた。目の前で自分の事に好意を寄せていた女性が、涙を流しては自分の事を今でも思い続けていることを理解した。
『…豹はね…あなたに会えた事を感謝していたわ。』
『…え?』
「…母さん…」
豹策の母親は真剣な表情で天野に対してこう話した。
『あの子…昔、私の旦那が薬をやってから、噂になっては友達ができなくていつも一人ぼっちだったの…それをあなたはあの子に何も抵抗なく、接しては友達になってくれた事を…とても喜んでいたわね。…でも顔には出さずにこの…心の中で感じていたんだと思うの…』
『!!』
「…そうか。…まあ俺を産んでくれた母親だからわかるんだろうな…」
『…あの子は、普段クールを装っているんだろうけど、本当はね…胸の中には熱いものがあるの…昔若い時の旦那が持っていたような熱くて優しい義理人情のある心をね。』
「!!…母さん…」
豹策の母親はそのように温かい表情をしては気持ちこめて天野に話す。しかし彼女はまるで以前からその気持ちをわかっていたかのように話す。
『…ふふ!…豹のお母さん!…それは私も気づいていましたよ!…確かに生真面目で…あんまり喋らなくて笑わない所も多いけど、本当は誰よりも優しくて義理人情もあっては、頼り甲斐のある俳優のようで…毎日が退屈にならなくて。…豹と一緒にいると本当に楽しくて、…温かい気持ちになるんです!』
「!!…天野。…お前…!!」(ポタポタ!)
天野は豹策と過ごしていくうちに本人の持つ個性や、本質を知ったように語っている。それを聞いた豹策の母は微笑んでこのように話す。
『…ふふ!…そう。…天野ちゃん!…そんなにこの子のこと、好きだったのね!』
『…はい!…とても!!…だって今でも、こんな立派な俳優ヅラした顔つきになって…更に彼のこと…好きになりましたから!…おそらくこの気持ちは、きっと永遠に残ると思います!…おそらく豹も…私の事…忘れずに思っているのではと思いますよ♪』
「…ああ…ああ!」(ポタポタ!)
豹策は画面の前に来ては涙を流してはモニターの前に前のめりになり、凭れ込んでは涙を流していた。
「天野…お前に対する好意の返事は…あの時言えなかったな。…あの時にもし好意の気持ちを伝えていれば…さぞ辛かっただろうと思う。…結果的にあれで良かったんだとも思う日もあった。…だけど、お前の言葉で理解したよ。…どうやら俺にも…この心の中にはまだ、温かさが残っていたんだな…」
『…ねえ天野ちゃん!…ちょっといいかしら?』
『?…はい。…何でしょうか?』
「…母さん…!?…あれは…!?俺にも届いた……お守り!…そうか。…これは母さんからなのか…」
映像には豹策が餞別として送られたお守りであった。すると母親は優しく微笑んだ。
『…それは縁結びのお守りで、あの子にも火葬する前にね…送っておいたの。…きっとあなたをいつまでも見守ってくれるわ!』
『!!…そうなんですか…あぁ…届いているかな…豹!!』
「…ああ。…ここにある…!…だから天野…もう…泣くな…」(ポタポタ!)
豹策から再び涙が流れる。そして天野からも喜びの涙が流れる。そして天野はこう言った。
『もし、あの世にいるのなら、いつも心から笑えるあなたでいて欲しいと願うばかりね。…今回の事で辛いこともあっただろうけど…それでも…豹…』
《向こうの世界で…元気で笑って暮らすんだよ…》
天野は満面の笑みで、豹策に伝える。すると豹策の口元が少しだけ緩んだように感じられた。
「…そうだな。…槇原のように時に笑っては…少しだけ心に余裕を持たせるのも…悪くないかも知れないな…その為にも…俺は…」
豹策は笑みを浮かべるも、その眼差しには、信念を持って法と秩序を重んじる姿勢で、こう言い放った。
《妥協しつつ、…自分なりに守るべきものの為に力を持っては、この【Paradiso】の世界の安全を…治安を守り通す!》
豹策は【paradiso】で強く生きていくという意志をさらけ出し、そして収録された内容が終わった。そしてエンドロールに流れた曲を聞き、少し懐かしんでいた。
🎼Back Ground Music 》》》
POISON〜言いたいことも言えないこんな世の中じゃあ〜♪
「…この曲は…天野が勧めてくれた俳優のCDに収録されている一曲だな。…言いたいことも言えない世の中、そして自分自身を騙すこともなく生きていく…か。…今になっては胸に突き刺さる言葉ばかりだ。…自分らしさを保ち、自由に生きていく日々を…大切にか。…覚えておかないとな。…天野…ありがとう。…槇原…優花をこれからも見守っていくよ。…安心してくれ!…お前がこの世界に来ているかはわからない。それでも、また何かしら縁があれば…会おう。」
〜ガタン…ゴトン…ガタン…ゴトン…
果てしない道を止まらずに進み続ける電車の中、豹策は詩文を読むかの様にこれから出発なんだという意気込みを言葉にした。
A boy who enjoyed a life in which his father took medicine and made his life go crazy, and he also had to pay the price.
(父親は薬に手を出して人生を狂わせ、自分にもその代償が付き纏ってしまう人生を味わった一人の少年。)
On the other hand, the boy saw his father as a teacher and tried desperately to live even if he was lonely.
(少年は父親を反面教師としてみては、孤独でも必死に生きようとした。)
Still, the encounter with a girl allowed me to discover my life, my values, and the true feelings I had in my heart.
(それでも一人の少女との出会いが、自分の人生や価値観、そして心に秘めた本当の想いを見出すことができた。)
He respects law and order, confronts crimes, knows the importance of in-laws, and shows a clumsy but observant attitude.
(法と秩序を重んじては犯罪に立ち向かい、義理人情の大切さを知り、不器用ながらもそれを遵守する姿勢を見せる。)
From here, the real journey begins. An actor like a black panther who reaps an illegal drug decides to fight in an unknown world with war and turmoil, and in the underworld there is a lawless zone that dominates people, and goes on his own way.
(ここからは本当の旅の始まり。一人の違法薬物を刈り取る黒豹のような俳優は、戦乱と動乱が蠢き、裏社会では人を牛耳る無法地帯のある未知の世界で、戦う事の決意を固め、自分の道を突き進んでいく。)
・・・
・・
・
〜その頃優花〜
「…小包?」
「はい♪…餞別なのでどうぞ♪」
パカッ!!
「…!?…これって!?」
優花は小包の中に入っていたものを確認する。そこには槇原兄妹が肩を組んでは喜び合った写真に、宣行の形見の腕時計等、色々入っていた。それを見ては涙を流す。
「…そっか…誰かが私の棺の中に入れて…」
「そうです♪あなたの入っていた棺の中のものです〜!見事試練を乗り越えた贈り物として受け取ってください!!」
「……ありがとう。…本当に…」
優花は自分の遺品を大事そうに見つめていた。するとオロアは本題として一枚の封筒を渡した。
「ふっふ〜んあ・と・は…これをどうぞ!!」
「…?…これって…DVD?」
「その通りで〜す♪…これはあなたの現世で関わりのある人からのメッセージが込められていますよ〜♪そこに再生機がありますのでご自由にご覧ください!」
「…わかったわ。…ありがとねオロア!」
「いえいえ〜♪…それではごゆっくり〜♪」
スタッスタッ!
「…何が写っているのかしら…?」
優花はDVDを再生した。するとそこにはオロアの言うとおり、DVDには現世の事の内容が収録されていたビデオレターであった。
🎼Back Ground Music 》》》
〜ある美術館〜
『…優花さん。…あの時、あなたと出会えたおかげで自分は、こうして最優秀賞の絵が描けたよ。…感謝する!』
「!!…た…高志くん!?…あの絵って…!?」
高志は社会人になってはデザイナーになり、その仕事で自分の出典した作品が最優秀賞を受賞した旨を報告する。その絵のテーマは兄弟愛であり、宣行と優花が笑顔で笑い合い、木濡れ日の温かい日差しが差し込んでいるとても温かみを感じられる絵であった。しかし、それでも彼の目には涙があった。
ポタ…ポタ
「!!…た…高志くん…」
『…出来れば君が生きている時に…見せてあげたかったよ。…本当に。…でもね優花さん…一方的に別れてしまったけど…僕は今でも…あなたのことが…』
「!?…ちょ…高志くん!?///」
高志の口から、優花に対する好意の感情があった。恐らく理想の女性として映っていたのだろう。しかし高志は首を横に振っては、何か割り切ったかのような表情を見せては、こう話す。
『…いや。今更…こんなこと言っても遅いよね。…大丈夫だよ優花さん。…僕は必ず、自分の人生を描いてみせるよ!…いつか君のような、温かい笑顔のあって頼りがいのある女性を見つけるから!』
「!!…高志くん…」
優花は高志の様子をじっと見つめ、応援するかのように温かく見つめていた。するとそこに仕事関係の者なのか、声を聞いては話しかけにきた。
『…先生?…その絵を見て何だか懐かしそうにしていますね。…その女性の絵に…何か思い入れでも?』
『…何でもないさ。…もう…で?…一体どうしたんだい?』
『…実は私…先生に…相談が…///』
『…?』
「!!///…さ…早速春が来たじゃ〜ん!!いけいけ〜高志く〜ん!!///」
高志に話しかけた女性は、取引先の女性で高志のことを先生と言っては慕っている様子であった。スタイルも良く、愛想の良い雰囲気である。
『…話って?』
『…ここでは何ですから…今晩一緒に食事でもどうですか?』
『…!!…いいよ。』
「ふふっ!…どうやら高志くんも察しているようね〜♪…だからね。…高志くん…もう私は大丈夫だから…ありがとう。」
《…私は、…私自身の手で、幸せとは何かを知って、高志くんのように素晴らしい人生を描いていくわ!…見ていて。》
豹策は【paradiso】で強く生きていくという意志をさらけ出し、そして収録された内容が終わった。そしてエンドロールに流れた曲を聞き、少し懐かしんでいた。
🎼Back Ground Music 》》》
Get wild〜♪
「…あはは!…まさかこのタイミングでこの音楽が流れるなんてね〜♪…まあでも悪くないわ。昔も今も…この漫画…好きだったからね〜♪…これから私…大きな旅に出るのね。…兄貴。…あの世の世界でも、私は救いの手を差し伸べるわ!…あの時、樋川さんや、霧矢さん、そして高志くんが私を励ましてくれたように、行ってきます。…そして…必ずもうあの悲劇は起こさせない!絶対に守って見せるんだから!」
〜ガタン…ゴトン…ガタン…ゴトン…
果てしない道を止まらずに進み続ける電車の中、優花は詩文を読むかの様にこれから出発なんだという意気込みを言葉にした。
He lost his parents at an early age, and his brother was separated because of his path.
(幼き頃に両親を失い、その兄も、自分の目指す道のために、離れ離れになる。)
However, the encounter with a woman who cherishes her in-laws and has gratitude as if she were reaching out to help changed her life.
(しかし、まるで救いの手を差し伸べるかのように、義理を大切にし、恩義があるからか、手を差し伸べる女性との出会いが彼女の人生を変えた。)
There were various pains. However, she never gave up, struggled to look forward, and now she decided to create a family that thinks of her brother and protect her life.
(様々な辛いこともあった。しかしそれでも彼女は決してあきらめず、前を向こうと奮闘し、今になっては兄を思う家庭を作り、その生活を守っていこうと心に決めていた。)
Despite a sudden farewell, she never gives up, and an encounter with a partner tries to move forward in search of the truth of the case.
(突然の別れもあるもそれでも彼女は諦めず、一人のパートナーとの出会いが、事件の真実を探究しようと前に進もうとする。)
From here, the real journey begins. A woman looks forward and goes a long way, as if to take over her brother's will to respect law and order and to support his compassionate heart and strong will to protect someone.
(ここからは本当の旅の始まり。法と秩序を重んじる兄の意思を引き継ぎ、慈愛の心と府誰かを守ろうとする強い意思を後押ししてくれるかのように、一人の女性は、前を向き、長い道を歩んでいく。)
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